鈴木 寛すずき かん
東京大学公共政策大学院教授慶応義塾大学SFC特任教授
大宮 エリーおおみや えりー
画家太刀川 英輔たちかわ えいすけ
NOSIGNER代表 / JIDA(公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会)理事長 / 進化思考提唱者 / デザインストラテジスト / 金沢美術工芸大学客員教授 / 阿南工業高等専門学校特命教授 / 2025大阪関西万博日本館基本構想クリエイター細尾 真孝ほそお まさたか
株式会社細尾 代表取締役社長松山 智一まつやま ともかず
現代美術家(50音順)
鈴木 寛すずき かん
東京大学公共政策大学院教授1986年東京大学法学部卒 通商産業省入省、慶應義塾大学SFC助教授を経て、2001年から参議院議員12年、在任中、文部科学副大臣を2期。2014年から東京大学公共政策大学院教授と慶應義塾大学SFC教授に就任(日本初のクロスアポンメント 2023年1月まで)。2015年から文部科学省参与、文部科学大臣補佐官(連続4期)、2016年G7教育大臣会合議長代行を務める。
現在、OECD教育2030プロジェクト共同創業メンバー兼理事、文部科学省Edu portニッポン・ステアリングコミッティ委員長、デジタル庁デジタル田園都市国家構想実現に向けた地域幸福度(Well-being)指標の活用促進に関する検討会委員、Teach For ALL Global board Member、神奈川県立保健福祉大学理事、福島大学学長特別顧問、福井大学経営審議委員、広島県公立大学法人経営審議委員、学校法人至善館評議員、大阪大学招聘教授、千葉大学医学部客員教授、東京大学薬学部非常勤講師、福井大学教育学部客員教授、和歌山大学客員教授、兵庫県立芸術文化観光専門職大学客員教授、ウエルビーイング学会副会長、情報社会学会理事、三菱みらい育成財団審査委員長、ISAKアドバイザー、Rugby School Japan設立準備財団評議会議長、N高Chief Education Advisor、日本サッカー協会参与、創造性の育成塾塾長代理、steAm Band会長理事、社会創発塾塾長ほか。
米良 はるかめら はるか
READYFOR株式会社代表取締役CEO1987年10月生まれ。慶應義塾大学経済学部、同大学院メディアデザイン研究科(KMD)卒業。
2011年3月29日に日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR(https://readyfor.jp/)」をスタート。2014年に株式会社化し、代表取締役CEOに就任。
World Economic Forumグローバルシェイパーズ2011に選出、日本人史上最年少でダボス会議に参加。
「人生100年時代構想会議」「未来投資会議」等の民間議員に選出、現在は内閣官房「新しい資本主義実現会議」の民間議員を務める。2022年10月より、一般社団法人インパクトスタートアップ協会の代表理事も務める。
田口 一成たぐち かずなり
ボーダレス・ジャパン 代表取締役社長1980年福岡県生まれ。大学2年時に、発展途上国で栄養失調に苦しむ子どもの映像を見て「これぞ自分が人生をかける価値がある」と決意。
株式会社ミスミに入社後、25歳で独立しソーシャルビジネスしかやらない会社ボーダレス・ジャパンを創業。
2020年4月現在、社会課題を解決するための35の事業を世界13カ国で展開している。
2019年2月、日経ビジネスが選ぶ「世界を動かす日本人50」に選出。
丸 幸弘まる ゆきひろ
株式会社リバネス 代表取締役 グループCEO2002年大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立。日本初「科学出前実験教室」をビジネス化。異分野の技術や知識を組み合わせて新たな知識を生み出す「知識製造業」を営む。アジア最大級のディープテックベンチャーエコシステムの仕掛け人として、世界各地のディープイシューを発掘し、地球規模の課題解決に取り組む。ユーグレナをはじめ多数のベンチャーの立上げにも携わる。リアルテックホールディングス株式会社の代表取締役、株式会社ユーグレナの専門役員CROを兼務。
小林 りんこばやし りん
学校法人ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン代表理事経団連から全額奨学金をうけて、カナダの全寮制高校に留学中、メキシコで圧倒的な貧困を目の当たりにする。その原体験から、大学では開発経済を学び、UNICEFプログラムオフィサーとしてフィリピンに駐在。ストリートチルドレンの非公式教育に携わるうち、リーダーシップ教育の必要性を痛感する。帰国後、6年の準備期間を経て、2014年に軽井沢で全寮制国際高校を開校。2017年には世界で17校目となるユナイテッド・ワールド・カレッジ(UWC) へ加盟し、ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパンへ改名。同校は80カ国以上から集まる生徒の7割に奨学金を給付している。
冨田 勝とみた まさる
慶應義塾大学 名誉教授1957年東京生まれ。慶應大学工学部卒業後、米カーネギーメロン大学に留学し、コンピュータ科学部で修士課程(1983)と博士課程(1985)修了。その後、カーネギーメロン大学助手、助教授、准教授、同大学自動翻訳研究所副所長 歴任。
1990年より慶應義塾大学環境情報学部助教授、教授、学部長を歴任。2001年に慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)を開設し、22年間所長を務めた。
米国National Science Foundation大統領奨励賞(1988)、日本 IBM 科学賞(2002)、文部科学大臣表彰科学技術賞(2007)、大学発ベンチャー表彰特別賞(2014)、山形県特別功労賞(2017)、第68回河北文化賞(2019)、第5回バイオインダストリー大賞(2021)、第27回安藤百福賞大賞(2023)などを受賞。鶴岡市名誉市民(2023)。
「ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(株)」を創業し、2013年東証マザーズ上場。その後「Spiber社」「サリバテック社」「メタジェン社」など、計9社の慶應鶴岡発ベンチャーを創業支援。現在、慶應義塾大学 名誉教授、一般社団法人 鶴岡サイエンスパーク代表理事。
細尾 真孝ほそお まさたか
株式会社細尾 代表取締役社長1978年生まれ。1688年から続く西陣織の老舗、細尾12代目。
大学卒業後、音楽活動を経て、大手ジュエリーメーカーに入社。
退社後フィレンッェに留学。2008年に細尾入社。
西陣織の技術を活用した革新的なテキスタイルを海外に向けて展開。
ディオール、シャネル、エルメス、カルティエの店舗やザ・リッツ・カールトンなどの5つ星ホテルに供給するなど、唯一無二のアートテキスタイルとして、世界のトップメゾンから高い支持を受けている。
また、デヴィッド・リンチやテレジータ・フェルナンデスらアーティストとのコラボレーションも積極的に行う。
2012年より京都の伝統工芸を担う同世代の後継者によるプロジェクト「GO ON」を結成。国内外で伝統工芸を広める活動を行う。
日経ビジネス「2014年日本の主役100人」、WWD「ネクストリーダー 2019」「2021 Forbes JAPAN 100」選出。
2021年初の著書「日本の美意識で世界初に挑む」を上梓。
大宮 エリーおおみや えりー
画家1975年大阪生まれ、東京大学薬学部卒業。2012年に東京国立博物館の法隆寺宝物館にてモンブラン国際賞受賞の福武總一郎氏へのお祝いとして、急遽ライブペインティングを依頼されて制作した作品「お祝いの調べ:直島」がきっかけで絵画制作を始める。その後、2015年に代官山ヒルサイドテラスにて個展「emotional journey」、2016年には美術館で始めての個展「シンシアリー・ユアーズ—親愛なるあなたの大宮エリーより」を十和田市現代美術館で開催する。2019年には、海外のギャラリーでの初個展「A Wonderful Forest」(TICOLAT TAMURA、香港)を開催すると同時に、アートバーゼルにも参加。2022年には、ロンドンのGalerie Boulakia(ギャラリー・ブラキア)で個展「LOUNGING AROUND」瀬戸内国際芸術祭にも出展作家として参加し、犬島にて常設の立体作品「フラワーフェアリーダンサーズ」「光と内省のフラワーベンチ」を発表。2023年8月にアマン東京に隣接する「大手町の森」にて個展開催。第80回ヴェネツィア国際映画祭XR部門にて、VR映画「周波数」がノミネートされた。
太刀川 英輔たちかわ えいすけ
NOSIGNER代表 / JIDA(公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会)理事長 / 進化思考提唱者 / デザインストラテジスト / 金沢美術工芸大学客員教授 / 阿南工業高等専門学校特命教授 / 2025大阪関西万博日本館基本構想クリエイター未来の希望につながるプロジェクトしかしないデザインストラテジスト。SDGs、再生可能エネルギー、地域活性などの数々のプロジェクトでデザインと総合的な戦略を描き、複数社のCDOとしてソーシャルスタートアップの経営を担う。
またデザイナーとして、インダストリアルデザイン、グラフィック、建築などで高い表現力を発揮する。これまでにグッドデザイン賞金賞、アジアデザイン賞大賞、ドイツデザイン賞金賞他、国内外を問わず100以上のデザイン賞を受賞。グッドデザイン賞、ACC賞、DFAA(Design for Asia Awards)、WAF(World Architecture Festival)等の審査委員を歴任。日本で最も歴史ある全国デザイン団体、JIDA(日本インダストリアルデザイン協会)の理事長を歴代最年少で務める。
産学官の様々なセクターの中に変革者を育むため、生物の進化という自然現象から創造性の本質を学ぶ「進化思考」という新たな教育法を提唱。この進化思考は生物学者・経済学者らが選ぶ日本を代表する学術賞「山本七平賞」を受賞し、ベネッセ主催の「高等教育の未来を考える」委員会にて座長を務めるなど、本質的な創造性教育への更新を目指している。
主なプロジェクトに、OLIVE、東京防災、PANDAID、山本山、横浜DeNAベイスターズ、YOXO、2025大阪・関西万博日本館基本構想など。
著書に『進化思考』(海士の風、2021年)『デザインと革新』(パイ インターナショナル、2016年)がある。
松山 智一まつやま ともかず
現代美術家1976年岐阜県出身、ブルックリンを拠点に活動。上智大学卒業後2002年渡米。NY Pratt Instituteを首席で卒業。ペインティングを中心に彫刻やインスタレーションも手がける。作品には、東洋と西洋、古代と現代、具象と抽象といった両極の要素が見られ、これは日本とアメリカの両国で育った松山自身の経験や情報化の中で移ろいゆく現代社会が反映されている。世界各地のギャラリー、美術館、大学施設等にて展覧会を多数開催。また、ロサンゼルス・カウンティ美術館、サンフランシスコアジア美術館、マイアミ・ペレス美術館、龍美術館、宝龍美術館、Microsoftコレクション、香港のK11 Art Foundation、ドバイ首長国の王室コレクション等に作品が収蔵されている。2012年から2017年5月までの5年間、School of Visual Arts(SVA)の非常勤教授を勤めた。
バワリーミューラルでの壁画制作(ニューヨーク/米国、2019年)や、《花尾》(新宿東口駅前広場、東京、2020年)、《Wheels of Fortune》(「神宮の社芸術祝祭」明治神宮、東京、2020年)など、大規模なパブリックアートプロジェクトも手がけている。2021年にはNHK「日曜美術館」で特集が組まれ、グローバルな活動と重層的な作品が高く評価される。