2026.05.29チャレンジャー発表会 STAGE UP MEETING 2026を開催しました!
オーディション事務局前年度の活動報告と今後の活動計画をチャレンジャーに発表してもらうイベント、STAGE UP MEETINGを、今年度も5月12日に開催いたしました。
参加者30名規模の会としては、1年ぶりとなります。会場入り口では昨年に引き続き展示スペースが設けられ、それぞれの取り組みを見ることができました。
発表会スタート!
今年度もTBSテレビ・蓮見 孝之アナウンサーを司会に迎え、弘中事務局長のご挨拶から発表会がスタートしました。折り返し地点を迎え着実な成長を頼もしく感じている、と事務局長。2027年度の卒業式に向けて、さらに成長のスピードを上げてほしいとチャレンジャーにリクエストしました。
続いて、事務局より昨年度の振り返りとして、全体として大きな成果を出せたことや、宮城県でのチャレンジャー交流会をご報告。様々な企業のご協力にも感謝を申し上げました。
いよいよチャレンジャーそれぞれの発表へ
第1ブロック
鈴木 健太さん(研究・留学部門)
数学研究でのチャレンジに引き続き邁進中。
大学院への進学と、世界各地での研究発表を報告しました。異なる研究分野の先生2人の弟子となり、より研究をたのしむ姿が印象的でした。
久保田 しおんさん(研究・留学部門)
物理博士になった久保田さん。
研究者としての境界を超えてきた一年を報告。大型研究の重要なポジションを担うように。社会との関わりや発信も積極的に進め、研究者を育てる組織にも参画しています。
佐藤 愛海さん(研究・留学部門)
クラゲに関するフィールドワークや事業化に挑戦するため、思い切って休学した昨年度。
クラゲ大量発生に対するソリューションとしてクラフトビール「くらげクラフト」を発売しました。今後は研究と事業の良いサイクルを見つけていきます。
稲垣 桃さん(カルチャー創造部門)
社会問題にアートでアプローチする稲垣さんは、三井住友銀行東館で開催した初個展を報告。
学生アーティストから現代美術作家への進歩を実感しました。テーマと作品の発展に取り組みつつ、勢いを持続させたいと宣言。
桂 枝之進さん(カルチャー創造部門)
落語を次世代に広めるため、LEDスクリーンを使用しグラフィカルに表現する落語公演「落雷」を制作。
海外の方に向けた公演も予定。落語を題材とした音楽アーティストとしての活動も開始し、積極的な取り組みを報告しました。
大日方 伸さん(事業・社会活動部門)
生成的製造業のリーディングカンパニーを目指し、3Dプリンタによる自社製造拠点を拡充。
オープンファクトリーも実施しました。ものづくりをもっと楽しめる社会を目指して、今年度も活動していくとのことです。
加藤 路瑛さん(事業・社会活動部門)
感覚過敏当事者が持つ外出への不安を取り除くために、カームダウンスペースの普及、センサリーマップの拡充に取り組んだ一年。
日本橋と名古屋で実証実験も実施。カームダウンチェアの開発に向けて、協業を呼びかけました。
三井グループ350周年記念事業実行委員会 副委員長/株式会社三井住友銀行 頭取CEO 福留 朗裕
第1ブロックの終わりに、三井グループ350周年記念事業実行委員会・福留副委員長からコメントをいただきました。この1年での顔つきの変化を頼もしく思う、今後の日本を牽引する30人として引き続き頑張ってほしい、と期待を寄せました。
第2ブロック
猪村 真由さん(事業・社会活動部門)
病気を持つ子どもが自分らしく生きられるプログラムやシステムを開発。
社員が増え、仲間とともに事業モデルの変更にチャレンジした1年でした。中身のよさだけでなく「よい仕組み」として広げていきたいと目標を掲げました。
久保田 徹さん(カルチャー創造部門)
映像作家として、来年完成予定の映画制作について報告。
テレビ版はすでに各国で評価を受けています。亡命クリエイターを支える拠点ドキュ・アッタンも順調で、新たなサポートの仕組みについても紹介してくれました。
王 方成さん(研究・留学部門)
NASAの研究者とともに宇宙科学について研究中。
博士課程への進学も決定しました。宇宙研究と並行して、サッカーエンジニアの組織も立ち上げ。三井グループとのコラボにも意欲を見せてくれました。
大塚 健太郎さん(カルチャー創造部門)
演出家としての活動だけでなく、法人としての事業拡大、マネジメント、他社公演協業、視察など、充実した一年を報告してくれました。
ロングランを可能にする公演モデルも実装中。チャレンジャーと一緒に作品をつくりたいと呼びかけました。
大砂 百恵さん(事業・社会活動部門)
昆布の活用に挑戦する大砂さん。
牛によるメタンの低減に加えて、養鶏場づくりやブランド豚づくりにもチャレンジ。事業環境を手作りし、地方アセットの最大化に取り組む姿を見せてくれました。
武田 かりん(カルチャー創造部門)
(都合により欠席)
岡本 萌花さん(事業・社会活動部門)
主催するフリマを、出店者であるインフルエンサーのファンだけでなくファッション好きにも注目してもらえるイベントへと方向転換を目指します。
ライブコマースの仕組みや決済システムの開発を進め、ファッション系専門学校とのコラボも決定。
斎藤 杏実さん(事業・社会活動部門)
アフリカでの農業支援や研究をベースに、昨年度は交流を生むための「若者版アフリカ開発会議」を、三井グルームの支援も得ながら主催。
散布ドローン運用事業はSNSも活用して成長。事業の成熟を目指します。
向井 響さん(カルチャー創造部門)
人形浄瑠璃・文楽作品の制作に取り組み、ポルト人形楽団との日本公演を成功させました。
国際人形劇フェスティバルの最終選考にも選出され、積極的に制作・公演する姿を見せてくれました。
梶本 大雅さん(カルチャー創造部門)
親子が楽しめるコンサート「ようこそ絵本の音楽会へ」を沖縄で開催。地域文化を取り入れることに成功しました。
没入体験型クラシックコンサートや、フランスでオノマトペをメインにした公演も実施。
三井グループ350周年記念事業実行委員会 副委員長/三井物産株式会社 代表取締役社長 堀 健一
第2ブロックの終わりには、堀副委員長からコメントをいただきました。自然体かつ真摯につくりあげている自身の物語を、グループ企業を巻き込んで広げていってほしい、とチャレンジャーを鼓舞しました。
第3ブロック
高橋 鴻介さん(カルチャー創造部門)
「接点のデザイン」をテーマに発明を続ける高橋さん。
ミヤシタパークでのイベントを報告してくれました。国内外でのイベントや美術展にも招待されているとのこと。視覚を使わずに楽しめるイベントを今秋予定。
高井 万弥さん(研究・留学部門)
建築に加え、不動産分野にも研究を広げています。
サンフランシスコの再開発プロジェクトや未来都市の研究、オペラのセットデザインにも挑戦。今年度は地元・熊本の街のあり方を追求していきます。
水澤 佑介さん(研究・留学部門)
イタリアやオランダの大学で、持続可能な観光について研究を進めています。
観光マナーの制定にも協力。複数の行政区分にまたがる観光地の経済・文化的持続可能性を模索中とのこと。
中原 楊さん(事業・社会活動部門)
AIカルテシステムが全国各地の医療施設で採用。
大手医薬品卸会社とも協業し、急成長を遂げています。次のチャレンジとして、ポストAI時代の人間の在り方を研究したいと、計画を提示してくれました。
プラート アルヴィンさん(研究・留学部門)
地質が証明する、ものを保存する仕組み「コンクリーション」について研究中。
博士課程はコンクリーション研究一本に絞ることを決断。世界各国で視察しインスピレーションを得ている姿を見せてくれました。
大村 慧さん(事業・社会活動部門)
医療・福祉モビリティのシステム開発、サービス実装を進行中。
三井グループの支援で開業した事業所を拠点に、規模の拡大を計画。さらなる車両数確保で、事業とサービスの安定性を高めていきます。
田中 亜希子さん(カルチャー創造部門)
学生ミュージカルガチバトルの実施を報告、2026年度も開催が決定。
個人の活動として、ミュージカルスクールを開設しました。チャレンジの基盤を「想い」から「戦略と実行」に移行し、事業の法人化を目指します。
第4ブロック
宮瀬 環さん(研究・留学部門)
ファッションの学術的研究のために、アプローチの手法を衣装制作から変更中。
東京でのインターンを経て制作した作品は、デザイン賞を受賞。現在はロンドンに拠点を移し、修了後は博士課程も視野に入れています。
巴山 未麗さん(研究・留学部門)
その言語にしかない言葉による新しいエンタメづくりに挑戦する巴山さん。
法人を立ち上げ、留学現地で言葉集めをしながら、コンテンツ作りや商品開発に取り組みます。今年度はフィールドワークも数多く行いたいとのこと。
牛田 智大さん(カルチャー創造部門)
音楽メソッドの翻訳に並行して、東南アジアツアーやショパン国際ピアノコンクールへの参加等、ピアニストとしての活動も報告してくれました。
今年度は出版に向けた取り組みを強化していきます。
北井 朝子さん(研究・留学部門)
同じ圧縮を受けても生き残る細胞と死ぬ細胞があることを、わかりやすくプレゼンしてくれた北井さん。
細胞にもばらつきがあることの興味深さをベースに、論文発表だけでなく卵子や生物についても研究したいと、展望を語ってくれました。
橋爪 海さん(事業・社会活動部門)
持続可能な水産養殖業に挑戦中。
魚粉の価格高騰を受け、ミルワームを活用したシステムは社会に必要な事業として成長しています。今年度は事業スケールを目指し、三井グループとのコラボも提案してくれました。
大森 美紀さん(事業・社会活動部門)
工場排水から肥料成分を取り出して農業へつなぎ、循環を生み出す仕組みづくりに挑戦する大森さん。三井グループの支援を経て完成した、プロトタイプの設計・施工を報告。問い合わせも増えており、事業としてのブラッシュアップに意欲を見せてくれました。
全チャレンジャーの発表が終了、想いを届けました!
三井グループ350周年記念事業実行委員会 委員長/三井不動産株式会社 代表取締役会長 菰田 正信
4年間に渡る支援の折り返し地点を迎えた、三井みらいチャレンジャーズオーディション。チャレンジャーそれぞれの成長スピードも上がっていきつつあります。今後も温かく見守っていただき、応援いただけますと幸いです。